2時限:家づくりの費用 

ここでは一戸建ての家を新築して、生活を始めるまでにかかる費用をお噺します。
土地の取得費は含みませんので別に計上して下さい。
プリントをして使ってみてください
 
空欄を埋めていくと概略の計算ができ、目安がたちます。
ヒヨーーッと思うぐらいに費用がかかります(・・;)ゞ 

最も大切なことですから人任せにしないように。
資金不足にならないようにしましょう。
一年間のローンの返済額は年収の1/5以内にしましょう。
年収600万円なら年間返済は120万円です。

概略データ
・新築建物    造  階建て   m2
・取り壊し物件  造  階建て   m2(既存のものを壊す必要があるとき)

A建築費          万円(固定資産税評価額    万円)木造の場合工事費の                   1/3位、RC又はS造の場合1/2位
B~F〃以外の諸経費    万円(下記の諸経費、税金、登記、ローン、引越などの費用)
    A~F総費用    万円

・必要資金計画       万円
  手持ち資金       万円(自己資金  万円 同居予定者  万円 親    万円)
  借入金         万円(公庫    万円    年金  万円 銀行   万円)

概算費用の計算 ( 単位:万円)
 
費用項目
概算費用
内容(項目の次に金額を記入)
備考



設計監理報酬   基本設計   実施設計   監理 仕事の濃さで幅がある
建築主体工事費   建築     電気     給排水衛生 坪当りなどの目安
仝上付属設備   玄関収納   造付家具   掘り炬燵 普通はついていない
キッチン   特殊浴槽   洗面化粧台   特に高額な設備など
冷暖房    床暖房    暖炉   囲炉裏

冷暖房約1万/m2

井戸     太陽光機器  雨水利用機器  
浄化槽    防犯設備   特殊給湯設備

 
外構工事費   土留め    造成     境界石  

境界工事   門      車庫
造園     植栽     外灯

 
A小計
     



地質調査   スウェーデン式サウンディング  レイリ-波式 3.5~8万
水道引込み負担金   径 ミリ(蛇口の数でほぼ決まる) 水道局に問い合わせ
インテリア   カーテン  スクリーン 窓面積×約1万
家具  

下足箱    食器棚    食卓セット
応接セット  本棚     ベッド

新しい家に欲しくなる
造付家具にする時もある
家電品   テレビ    冷蔵庫    洗濯機   電話 テレビの買換多い
式典費、補償費   地鎮祭  上棟式  新築披露
隣地補償費(挨拶の菓子折りなども)
新築見舞い返礼なども
B小計
     


設計時の税金など   契約印紙   申請証紙    確認板 3~4万
施工時の税金など  

契約印紙   性能保証費用  浄化槽届

 
C小計
     




登録免許税   保存登記(固定資産評価額×  %)  
不動産取得税   (固定資産評価額-   万円)×  %  
登記手数料   表題登記(土地家屋調査士)   保存登記(司法書士)  
D小計
     








印紙税   金銭消費貸借契約書(公庫、年金)  
登録免許税   抵当権設定登記(年金)公庫分非課税  
登記手数料   抵当権設定登記(司法書士)  
融資手数料   公庫  年金分無料(協会転貸有料)  
特約火災保険料     年分(保険金額   万円)  
特約地震保険料     年分(保険金額   万円)  
団体信用生命保険特約料     年分(公庫、年金)  
保証料     年分(公庫、年金)  
E小計
     





 
 
 
 
 
引越 運送   引越(往復)  電話   粗大ごみ処分
保管料      引越挨拶(挨拶状) 
知り合いより
猫、犬、鳥、象、麒麟、
熊、飛脚が安いと思います
仮住居店鋪費用   家賃 か月  敷金 か月  仲介礼金 か月   
解体費用 同登記   解体費(基礎含む)  滅失登記(土地家屋調査士) 今の家を登記していなければ、そこから始まるので大変です。
庭木移植   工事費  
       
F小計
     
        合計     万円

インテリアのカーテン類は設計に折り込んで建築工事に含める場合もあります。
上記の他にも印鑑証明などの費用も必要です。
あっちこっちの展示場や設計事務所、よそのお宅などを訪問するのにもお金がかかります。

A建築費、B諸経費以外にもけっこう必要な経費がかかることがわかります。

家づくりに着手したら銀行などに相談して、

家づくり専用の通帳を作りましょう。
資金計画が分かりやすくなりますし、 竣工後の忘れた頃に税務署から新築に関しての資金の流れのお尋ねがありますのでとても便利です。

住宅金融公庫の案内にも諸費用が記載されています。
税金などは年度により変わりますので注意して下さい。

 

返済可能な範囲で家の規模などを想定することがたいせつです。